腹痛と痛み止め
前の項目「地獄のような腹痛との闘い」に書いたように、私は慢性盲腸と診断されて手術をうけるまで、しょっちゅう腹痛の発作を起して病院に担ぎ込まれていました。
参考までに、その時点で服用していた痛み止めについて書いておきたいと思います。
腹痛がひどいという症状を伝えたときに、お医者さんがレントゲンや血液検査など一通りの検査をしてから処方してくれたのはロキソニンとブスコパンという2種類の薬でした。
プスコバン
プスコバンは薬品の正式な名前ではなくて、「臭化ブチルスコポラミン」という早口言葉のような化合物を含んだ錠剤の商品名です。
胃腸けいれんなどを抑える効果があるので、腸の動きによって断続的に起こる腹痛なんかの時はよく処方されるようです。
私の場合も「波のある痛み」だったので、お医者さんはプスコバンを出してくれたんでしょう。
しかし、結論から言うとこの薬は全く効きませんでした。
痛みが治まることも軽くなることも無かったので、2回目から痛み止めを出してもらう時は
「以前にブスコパンは飲んでも効かなかったので、他の薬でお願いします。」
と説明していました。
ロキソニン
ロキソニンの方もやっぱり商品名で、「ロキソプロフェンナトリウム」を含む錠剤です。
これは一言で言うと消炎鎮痛剤で、体のどこかに炎症を起している部分があったり、熱が出ていたりするとその症状を和らげる効果があります。
副作用があまり無くて効果も高いので、風邪なんかで喉がいたいという場合にも処方される事があるみたいです。
私の場合、この薬は「ちょっとだけ効果アリ」という感じでした。
腹痛ががそれほど強くない状態で飲むと痛みは弱くなりますが、ひどくなってからだと焼け石に水。
例えば一番痛い状態を100とすると、ロキソニンを飲んだらそれが90くらいになるかな?というくらいの効果です。
多分、慢性盲腸の炎症をほんの少し軽くしてくれるくらいの意味はあったんでしょう。
それでも他に頼る薬がなかったので、一日に何度も繰り返し飲んでいましたが、飲むたびに効きが悪くなっていました。
そうそう、このロキソニンですが、本当は8時間くらい空けて飲まないといけないそうなので、何なの理由で服用する人は気をつけて下さいね。
いくら副作用の強くない薬とはいっても、むやみにたくさん飲むと何が起こるかわかりませんので。
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