尿検査・尿路結石の検査

盲腸や憩室炎など「下腹部の腹痛」を起しそうな腸の病気を疑ったものの、残念ながら検査をしても結果は異常なし・・・ということで、腸ではなく泌尿器系の病気の検査を受けることになりました。

下腹部が痛い。でも、どうやら腸はおかしくないらしい。
そうすると、腎臓結石とか尿路結石などが原因で痛んでるんじゃないの?
というような流れです。

尿検査

尿検査はよく健康診断なんかで行われているように紙コップに尿を取って決められた場所におくだけ。

尿検査

腎臓結石・尿路結石が疑われる前から、病院に行くたびに検査をしていました。

結石があると尿に血が混じったり、場合によっては結石の成分や膿が発見されることもあるようですが、私の場合は全くの正常。

ただ、尿に異常が無くても「結石じゃない」とは言えないので、より詳しく腎臓や膀胱、尿管の様子がわかる造影剤検査を受けることになったわけです。

尿路造影検査

聞くところによると尿路、つまりおしっこの管の検査は、尿道にチューブ(カテーテル)を入れて行う痛そうな方法もあるようですが、幸い私の場合は静脈から造影剤を入れてレントゲン写真を撮るという検査でした。
(経静脈性尿路造影検査、というそうです)

たぶん、静脈から入れる方法なら、
造影剤が、血管→腎臓→膀胱→尿管
という風に移動して広い範囲で検査ができるからでしょう。
私の場合はどこが悪いのかさっぱりわからないという状態でしたので。

寝転がって造影剤を注射してから、一定の時間をおいて何度かレントゲン撮影を行いました。

結果として造影剤が時間とともに体内を移動している写真が撮れたわけですが、ここでもやっぱり異常なしとの検査結果でした。

ごくごくわずかな石灰化(結石ができる前の状態)は見つかったものの、結石が原因で腹痛が起こっているとはちょっと考えられない、と。

原因が腸以外にあるのかもしれない、という仮説からスタートした調査も、残念ながら外れっぽい。

内科の先生は、
「うーん。どうするか・・・。」
と悩んでいましたが、とりあえずお腹まわりの超音波検査を受けることと、今までの検査結果を消化器系のエライ先生にもう一度洗ってもらおうという話になりました。

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