腹痛地獄との再会
ボルタレンという強力な味方に出会ってから、腹痛がひどくなる前に痛みをおさえることができるようになったわけですが、それでも私はいつも不安でした。
「もしもいつか、このボルタレンが効かなくなったらどうしよう・・・。」
という心配があったからです。
この時点では痛みの原因が慢性盲腸と分かっていなかったわけですから、対症療法がなくなったらそれこそ四面楚歌、絶体絶命です。
しかし、ついにその時はやってきてしまいました。
治まらない腹痛
「慢性盲腸小休止?」に書いたようにしばらく息をひそめていた腹痛が、2007年の7月に再び襲ってきました。
それも、北海道旅行中という最悪のタイミングで(涙)。
しばらく発作が起きていなかったので、ボルタレンを持っていなくて、ホテルの部屋でダウン。
歩く事もできずにホテルスタッフ・救急隊員の方々に搬送してもらって救急車で病院へ・・・。
担ぎ込まれた病院でボルタレンをもらって何とか落ち着いたんですが、その時をきっかけにまた定期的な腹痛発作が起きるようになりました。
そして、何回目かの発作の時。
あれほど効果テキメンだったボルタレンを使ったのに、4時間くらいしてまた痛みがぶり返したのです。
仕方がないので2回目のボルタレン。
それで何とか落ち着きました。
しかし、その次の発作の時はさらに状況が悪化。
ボルタレンを使っても使っても、3時間くらいで痛みがぶり返してきます。
しかも、痛みが治まるまでの時間もどんどん長くなっていって、薬が効く前に激痛と吐き気に襲われます。
襲ってくる副作用
ついには、発作の痛みと吐き気だけじゃなくて、薬の副作用にも襲われるようになってしまいました。
もともと私が使っていたのは50mgのボルタレン。
お医者さんによっては「怖いからあんまり使いたくない」というくらい強い薬です。
それを短い時間の間に何度も何度も使っているわけですから副作用が出るのは当然といえば当然。
ついには薬を体に入れたとたんに嘔吐と下痢を繰り返すようになってしまったのです。
3~4回くらいボルタレンを使って何とか腹痛が治まった時には、体力的にも精神的にももうボロボロでした。
今思えば、薬で簡単に治まらないくらいに盲腸の炎症がひどくなっていたんでしょう。
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