退院までのこと
慢性盲腸による虫垂摘出手術から2日たって、私は無事退院することができました。
今回は、手術翌日から、退院までの体調の変化についてまとめてみようと思います。
手術翌日
手術当日と比べると格段に元気になり、『盲腸手術後の食事』に書いたように食事も再開、昼過ぎには普通に歩き回れるようになりました。
手術の痛みを抑えている硬膜外麻酔のチューブを外す時には、またお腹の傷が痛み出すんじゃないかと心配していたんですが、チューブを取って何時間か経っても、痛みがぶり返すということはなく、とりあえず一安心。
手術当日の夜には部屋の中をちょっと歩くくらいが精一杯だった体力も、この日にはかなり回復。
昼過ぎには普通に病院の中を歩き回れる状態になりました。
体温も平熱に下がり、血圧も正常、お医者さんに見てもらったところ傷口の状態もキレイということで、
「翌日か翌々日には退院できるでしょう」とのコメントをもらったのでした。
私は手術後3日間も病院にいるのがイヤだったので、先生に懇願して翌日の退院ということに決定。
大部屋に移り、身の回りのものを片付けにかかりました。
盲腸とガス
盲腸というと「おならが出たかどうか」が回復の判断基準になるというイメージがありますが、
「ガスでた?」
なんてそんなにしつこく聞かれたりはしなかったです。
私の場合は一応、食事を始めた日のお昼くらいにガスが出て、聴診器による診断でも腸の動きに問題は無いということが分かったので、術後の経過としては「順調」と判断されたみたいです。
退院日の早朝
退院予定日の早朝、目を覚ますと少し寒気がして、お腹もちょっと痛いという状態でした。
ちょっと心配になったので看護婦さんを呼びましたが、聴診器を当ててもらった結果、どうやらお腹の痛みは「ぜん動痛」つまり腸が激しく動いていることが原因らしく、手術後の状態として異常ではないとのこと。
熱は37度くらい。ちょっとだけ発熱状態ですが、2日前に腸の一部を切り取っているわけですから仕方がありません。
その後9時くらいにお医者さんにもう一度診察してもらい、「特に異常は無いので退院を伸ばすまでも無いでしょう」と言われて、当日の退院が確定しました。
退院当日
いよいよ退院当日、私の体力はほぼ普通の生活をできるまでに回復。
お腹に力を入れるとやっぱり少しだけ突っ張るような痛みがあるものの、食事もトイレも問題無しの状態でした。
ただ、さすがに大きなカバンを持って長距離を歩くのは辛かったので、歩いて約20分くらいの自宅まではタクシーで帰宅。
入院前には「お金がもったいないから歩いて帰る」と豪語していたので、それを達成できなかったのが心残りです。
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